
[adrotate banner="3"]
どうも、関西弁の上達が著しいJumpeiです。大阪での生活も1ヶ月が経ち、だいぶ慣れてきました。何軒か美味しい店もわかってきて、帰りがけに「きーつけてや!」とか「おおきに!」とか言ってくれるのが心地よくなってきました。そんな環境で果敢にも全力で関西弁を使っていて、なんとか神戸出身のキャラクターを演じています。候補者と話すときなんかはやっぱり関西弁使った方が仲良くなれる気がするんですよね。そしてその関西弁の効果もあり(?)、大阪営業所を開設して初めての内定者飲みを行いました!!!!といってもばっちり写真を撮り忘れたので、取り急ぎお店の写真をアップします。串カツが美味しかったんだな。
司法書士試験不合格、一般企業への就職はあり?
さて、今日からは司法書士試験を3回落ちて社会の底辺にいた人間が一般企業に勤めてキャリアアップするまでの逆転ストーリーを連載しようと思います。誰のことかって、そうです僕のことです。弊社に登録してくれる既卒の方の中には、公認会計士や司法試験、司法書士、公務員など資格の試験を目指していた方も多くいらっしゃいます。そういう方の多くは事務所で働くことや、勉強した知識を活かせる経理や労務に就くことを希望されています。しかし、自分が勉強に費やした時間を無駄にしたくないと思うあまり、自分の選択肢を狭めていませんか??一度資格から離れて、選択肢を広げることで見える世界もあるよっつーことで、僕の事例を挙げて何回かに分けてお伝えしようと思います。では、僕のくそみたいな落ちこぼれ人生をご紹介します!

寄り道だらけの経歴
ざっと経歴を。
2009年4月 大学院に入学
情報学を専攻し、プログラミングを学ぶ
入学と同時になぜか司法書士の勉強に取り組む
2011年3月 大学院 卒業
雰囲気のデジタル化の研究で論文発表を行う
就職せずに司法書士の勉強に専念するという挑戦的な自分に酔いしれる
2011/2012年7月 司法書士試験 不合格
在学中と含めて3回連続不合格。
3球三振バッターアウトチェンジ。
2012年8月 司法書士事務所への就職先を探す
事務所で働きながらもう1年目指そうかなーって考える。
司法書士の先生から現実を伝えられ、君いい子だから就職しなと勧められる。
2012年9月 一般企業への就職を決意
書類選考30社は余裕で落ちてへこむ。UZUZに登録。
2012年12月 不動産管理会社に入社
唯一内定出たのがここ。最終面接後に結果を聞いて大宮駅で泣く。
2014年1月 経理マネージャーに昇格
営業 → 社長室 → 経理 → 総務 → 総務経理兼任 → 総務経理システム兼任 → 経理マネージャー
まぁとにかくいろいろ兼任しまくって経理マネージャーに落ち着く。1年で部下を持つポジションに!
2014年4月 退職
いろいろあってん。
2014年6月 UZUZ入社
まとめると、情報学 → 司法書士 → 不動産(総務経理) → 人材という分けわからない人生を歩んでいます。

大学院では情報学を専攻
大学院で何をやっていたか、簡単にご紹介。ユビキタスコンピューティングとやらを学んでいて、PC機器とかセンサーとかカメラとか、そういうデバイスがたくさんある環境だったら、どんな新しいわくわくするサービスが提供するだろう?という研究をしていました。僕が個人でやっていた研究のテーマは「雰囲気のデジタル化」です。ほら、意味わかんないでしょう?何それ?って感じですよね。まぁまぁそんな難しく考えずに。きっかけは研究会で「悲しみが生まれる」という言葉が流行った事。教授からタスクが振られたときに、悲しみ生まれたわ〜ってよくみんなで言ってたんですよね。それが波紋のように研究室内に広がっていく感じを可視化できたら面白いなって思ったんです。雰囲気ってすごく感覚的で目には見えないんですけど、特に日本人ってオーラとか、そういうの好きじゃないですか。だからそれを何らかの形でデジタル化してコンピュータにもわからせることができれば「雰囲気マップ」とか「空気の読めるロボット」とか、いろいろサービスが作れるんじゃないかなと思ったんです。
んで、こっからは難しい話なんで読まなくていいんですけど。雰囲気を作るものっていろいろあって、光とか、色とか、音楽とか、匂いとか、その場にいる人だったり、その時たまたま起きたイベントだったり、様々ですよね。それ全部取得しようとするのは無謀なのでやめました。じゃあどうするのか?もともと雰囲気って人が感じるものだから、人がその場にいた感情を「雰囲気センサ」みたいに扱えないかなーって考えまして、「雰囲気はその場にいる人々の気分の集合値」と定義しました。要するに、楽しいって思った人がたくさんいたら楽しい雰囲気があるっしょ!みたいな。それで生体情報を使って気分を取得する方法と、集まった気分データをどのように扱うべきか?という2つの視点で論文を組み立てました。webで探したら出てきたんで、リンクはっときまーす。
まぁ、こんな自由な研究をしてただけの生活でしたよ。
修士論文「ウェアラブル生体情報センサを利用した雰囲気のデジタル化に関する研究」 ※72頁あります
MOLMOD: Analysis of Feelings based on Vital Information for Mood Acquisition. Mobile HCI 2009.
そして泥沼へ
経歴と大学院の話で結構長くなりましたねー。ただの自己満足のブログになりましたが、次回からいよいよ司法書士という泥沼の世界に入っていった話をしたいと思います。在学中に資格の試験を目指すようになった方には共感できるんじゃないかな?と思うエピソードを書いていこうと思っています。
ではでは!
Jumpei.
[adrotate banner="5"]