資格試験組の就活ノウハウ
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安定性や社会性の高さからか、公務員は根強い人気を誇っています。しかし、意外にも地方公務員や学校教諭から民間へ転職したいという人は多いです。UZUZにご登録頂く方の中にも一定の割合でいます。
公務員から民間への転職は、一見難しそうに見えますが、年齢が若いかあるいは資格等のスキルがあれば転職できます。
そこで、今回は公務員から民間企業への転職に関して、転職する際のポイントをまとめたいと思います。

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まず初めに、公務員に就職した理由としては下記が多いようです。
①社会に貢献する仕事をしたい
②仕事が比較的楽そう
③安定している

一方で公務員の方が転職を考える理由としては下記が多いようです。
①やりがいが感じられない
②保守的な雰囲気になじめない
③民間でバリバリ働きたい
④給料が安い

以上のように保守的で安定的な公務員の仕事ですが、実際に公務員になってみると、雰囲気になじめない、あるいはもっとやりがいを感じる仕事をしたいと思い、転職へ踏み切るパターンが多い傾向にあるようです。
入る前と入った後でのギャップは何も公務員だけの問題ではなく、転職をしようと考えている方すべてに当てはまる就職における一般的な悩みです。

まず公務員から民間企業に転職を踏み切る前に、実際に民間企業がどのような仕事をしていて、またどのような人材を求めているのかを考えましょう。

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1.その不満は、本当に公務員特有のもの?

公務員の方の不満の一つとして、公務員の仕事がとても堅いからということがあります。
何をするにしても、文書を作成させられる、毎日意味のないような書類を山ほど作らされる等、文書主義である公務員には仕方がないことですが、社会人数年目の方にとってはあまり理解されない考え方のようです。
こうした堅い職場ではなく、もっとダイナミックな仕事をしたいという人が多いように思います。ただ、大企業等を始め、民間企業の中にも堅いと言われる企業はたくさんあります。転職がはじめての方は自分の職場だけのことなのか、あるいはほかの企業でもあり得ることなのか、しっかり見極める必要があります。

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2.採用担当者からの見られ方を意識して、効果的なアピールを!

どんな人材を求めているかという点についてですが、公務員で働いている方は、やはり公務員という色で強く見られてしまう傾向にあるようです。公務員は一度就職してしまうと、つぶしの効かない職業であるということがよく言われています。
つぶしが効かないと言われる原因は大きくふたつあります。

ひとつは仕事に対する姿勢の問題です。お役所仕事という言葉が意味する文書主義の傾向が強く、体制やシステム等の変更がとても遅く非効率であり、民間企業で求めるCSRや効率性、費用対効果などについていけないということや、民間企業と比べて潰れる心配がないため、スピードやチャレンジ精神が希薄な組織風土が染みついていると思われるからです。

また公務員の仕事に関しては、一部の専門職や分野がはっきりしている省庁などを除いて、3年から5年で部署のローテーションをするのが普通のため、突出したスキルという強みを持っていないことが多いからです。公務員はその人の適性にあった分野で育て高いパフォーマンスを期待しようという、人材育成の考え方がほぼないため、大企業のようなジョブローテションがある企業を除くと、専門性の低さという観点から転職に不利にある傾向があります。

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これらはあくまでも採用担当者から持たれやすいイメージなので、実際は異なる場合ももちろんあります。
しかし、まずは公務員に対する民間企業の採用担当者が持ちやすい負のイメージを認識したうえで、自分の強みは何かを相手企業の目線で考えること、そして転職の動機、志望動機をしっかり納得感のあるものにすることが大切です。だから衝動的に転職活動をするのではなく、しっかりと自分のアピールするポイントを作って、民間企業でも通用するスキルを身に着けることが転職を成功させる大きなポイントの一つです。

次回、民間企業での面接で気を付けるべきことについて記載します。

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