
A. もちろん就職できます!
資格を目指している方の多くは、今更就職活動をしても就職できないんじゃないかと思って、今の資格試験が不合格になった時には別の資格取得を目指し始める傾向が強いです。しかしそれは全くのでたらめです。卒業後1年〜2年以内であれば、充分に就職が可能です。しかし年齢を重ねてしまうと、就職活動が厳しくなってしまいます。既卒向けの就職支援サービスを展開している株式会社UZUZ調べのデータによると、年々受けられる企業数は減っています。資格を目指す場合には、きちんと期限を設けて集中して勉強すべきです。
Q. 資格浪人は就職活動に不利になりますか?
A. 不利にはなりません!ただし有利ではありません!
就職活動をするにあたって、資格を目指していた方は地道に勉強を続けられる方なので、それは就職した上でも活きてきますし、また面接でもアピールできるポイントにはなります。しかしながらやはり一般的には、卒業後なんで就職しなかったの?と思われてしまいます。それも合格できない程度の勉強しかしなかったんでしょ、と冷たい目で見られることも少なくありません。ただのフリーターよりは真面目な人なのかな、くらいに捉えられると思っていたら良いでしょう。
Q. 面接で資格を目指していたことを伝えても大丈夫?
A. 大丈夫です。ただ語りすぎには注意しましょう!
資格を目指していたことを話す分には全く問題ありません!しかし気をつけるべきは「なぜその資格を目指していたか?」ということ。長く勉強を続けていた方であれば、その理由を語れると思います。ただしその理由を語りすぎてしまうと、「じゃあもう一年目指したら?」と言われてしまいます。資格を目指していたことは悪いことではありませんが、面接では「当時は視野が狭かったと思います」と素直に認められるかが内定への鍵となります。
Q. 資格浪人生はどのような職種に就職していますか?
A. 営業職かエンジニア職に就職されている方が多いです
既卒市場は非常に狭く、受けられる求人数は限られます。そのため新卒と比較すると受けられる職種が少なくなります。既卒市場で申し上げると、営業職かエンジニア職の求人が多いです。もちろん人によりますが、資格の勉強を続けてきた「コツコツ努力家タイプ」の方はエンジニアの働き方が合っていると思います。エンジニアは仕事と並行して資格を取得することで自分が受けられるプロジェクトの案件が多くなり、仕事の幅も広がっていきます。そのためコツコツ勉強をすることが苦じゃない方が適しています。