資格試験組の就活体験談
5

matome_bn

既卒・フリーター第二新卒の就活サポートならウズウズへ

こんにちは。SAKIです。今日は「内定者の声」ではないのですが、既卒で公務員試験に挑んでいた友人から嬉しい知らせが届いたので書こうと思いました。公務員試験や司法試験、勉強は自分との戦いでしかないから辛いですよね。自分を律することができる人、本当にすごいと思います。勉強って良くも悪くも、やった分しか結果として帰ってこないですもんね。

eaf16fdabccfa69c11cf069b4e58ad86

その友人は周りと同じ様に就職活動を行っていたのですが、途中から「やはり公務員に切り替える」と言って勉強を初めたのでした。


公務員試験って私は経験していないので分からないのですが、やはり合格している周りの友人を見ると、大学2年時〜コツコツと準備を進めていたので、大学受験並み、もしくはそれ以上に準備が必要なのだろうと思っていました。
なので、既卒で勉強を続けていた友人Kはある意味で勇気のある決断でしょう。正直、合格の報告をもらうまで、周りの友人たちも「大丈夫かな。。。」とKの近況を検索し辛い空気がありました。

もちろん、Kが試験に合格できたのは勉強を頑張ったからに他なりません。もともと、民間への就職活動も疑問を持ちながら行っていたようです。ふっきれて決めてからは勉強に一直線でした。それ以外に、私から見てもすごいなと思うところが2点あります。

・ 期限を決めていた。
・ ヤバい時ヘルプの声をあげられた。

公務員試験に突破するためのノウハウ的な2点では決してないですが、民間への既卒第二新卒での就職活動にも通じるところはあると思います。

期限を決めていた。

Kは、チャレンジするのは今年1年だけと固く決めていました。立場に甘えたくないから学生は卒業し、既卒になりました。学生でいるとなかなか危機感を感じることはできず、自分を律することができないと思ったからだそうです。そうやって自分を追い込み、死ぬ程勉強すると宣言していました。そして実際、死ぬ程勉強したのです。自身で選択したとは言え、周りの友人達が社会人ライフを送っている中、自分だけ所属があいまいであるという状況はとてもしんどかったでしょう。

ヤバい時ヘルプの声をあげられた。

これって誰でもできる事じゃない気がします。私自身、状況的にやばければやばい程、周りが見えなくなってしまいます。大学を浪人していた時も友人との接触は一切断ってましたし、既卒で就職活動していることもなかなか周りには言えませんでした。しかし、Kは何回かある試験におちて、もう後がない!という時、めっっちゃおも〜いメッセージを皆にぶん投げました笑(正しくはグループのラインに投下)

内容は重すぎて全文は載せないですが、

・ 状況的にヤバい事
・ みんな心配かけてごめん
・ 返答しにくいと思うけど気にしないで
・ とにかく最後まで頑張ります

的な内容でした。最初は皆「おいおい何て声をかければいいんだい」と様子見だったけど、次第に皆熱い応援メッセージとふざけたスタンプを送って盛り上がりました。私は単純に弱味をさらけ出せるってすごいなあと思いました。とりあえず電話して、既卒になっても私自身就職なんとかなったから大丈夫だよー的なことを話しました。Kはとにもかくにも落ち込むだけ落ち込んで、冷静になり切り替えて次に試験に向かいました。その日は大好きなショートケーキを食べながら泣いたそうです。

th_ショートケーキ

Kから合格の報告(「来年から社会人になれる!」)をもらった時はものすごくものすごく嬉しかったです。

今回この文章は、別に公務員試験と民間就職どっちにした方がいいなどの視点には立っていません。私たちは市場感やメリットデメリットをお伝えすることはできますが、自分の決めた方向に向かって納得するまで頑張るしかないと私は思います。何が自分にとってリスクかはきちんと考えて下さいね。しかし、どちらにせよ、やはり期限を明確に決めて計算した努力をすることと、(特に試験など、「何が問題か」明確であるものであればあるほど対策は明確ですからね)が大切だと思いました。また、何よりも、自分が孤独だと思い込み視野を狭めないことはとても大切だと思います。一番怖いのは、視野が狭くなって迷ったり落ち込んだりしてどうしようもなくなってしまい、前にも後ろにも動けなくなってしまうこと、そしていたずらに時間だけが経過してしまうことだと思います。人間毎日、時間だけは恐ろしい程平等に過ぎていきます。あと、どうしようもないほど落ち込んだら、Kみたいにショートケーキを食べるなど、自分に甘えをちゃんと課すってことですかね笑。

K はそして感謝を忘れず、卒業して普通に就職してそろそろ疲れも抱えつつある皆に幸せを振りまきました。「来年から社会人になれるよ。皆の仲間にやっとなれる!」とKらしい子供っぽい言葉で喜んでいたのが印象的でした。

Kの顔には何かを達成した人間の表情が浮かんでいて、それを見ながら飲むお酒は美味しかったです。
友の門出の酒ほどうまいものはそうそうこの世にはないですね!

th_酒

matome_bn

既卒・フリーター・第二新卒の就活サポートならウズウズへ

この記事を書いた人

NagasawaSaki

SAKIです。UZUZの人たち楽しいなあ〜と思っていたらいつの間にか一緒に働くことになってました。笑。