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連続の更新は初めてです。以外と書けるものですね!Hirokiです。
前回は既卒者が資格を取得する為に時間をかけることの難しさを
お伝えしましたが、今回は逆に資格を目指す事によってキャリアを積む
きっかけを作った方をご紹介できればと思います。
Kさんは昨年の12月に第二新卒ナビに登録してカウンセリングに
来ていただきました。そのときの状態としては
•2010年大学卒、28才、職歴なし
大学時代には留年を繰り返してしまい、
卒業してからの2年半はあまり就職活動やアルバイトをせずに、
自宅にいながら日々を過ごしていました。
カウンセリングでお話を聞いていくと
「もう自分の経歴では内定を頂く事が難しいことはわかっています。
でも、どうにかして働きたいんです!」という意欲の高い方でした。
しかし、私からご紹介できる求人で、Kさんの経歴で書類を通過させる
事が出来る正社員の求人は皆無の状態でした。
これは本当にUZUZの力不足です。
私はKさんに正直にその事実を伝え、
そしてどうすれば働ける可能性が高くなるかを話しました。
私が伝えた内容は以下のとおりです。
•現状の経歴では今の既卒の就職市場では働くことは難しい。
•今までの遅れを取り戻すには技術的な職種に絞ってみてはどうか?
•年齢の遅れを適切な資格を取る事ででカバーできる可能性がある。
•資格の取得にかけられる時間は非常に短い。(誕生日がくるまでがリミット)
非常に厳しい内容をお伝えしました。
3ヶ月間と期限を区切って資格の取得に取り組んでいただき、
そこからもう一度連絡をしてください。
とお伝えし、カウンセリングを終了しました。
3ヶ月で取れる資格は前回の記事で書いたような公認会計士程の難易度が高い
資格ではありませんが、専門的な資格を持っていることでその分野に対する
意欲を企業にアピールする上では有効な資格でした。
そして年が明け、つい先日Kさんから一通のメールが届きました。
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岡本様。長い間、ご無沙汰してしまって申し訳がありません。
CCNAの資格は、取得ができていません。
2月までに取るというという約束でしたのに、本当に申し訳がありません。
現在、◎◎で非常勤職員として、
主にデータ入力の業務をこなしています。
基本、週五の仕事です。
CCNAではなくて、タイピング技能検定イータイピングマスターという
資格の1級を取ることができました。
私はここで秋に契約社員の試験があるということなので、
ここで契約社員になってから正社員になろうと思っています。
CCNAの資格を取ろうと思わなかったら、
資格の重要性などに頭が回らなかったため、
現在の仕事につけなかったと思っています。
私はタイピングの資格の1級を取得できて、
データ入力の会社に合計で六つ応募の意思を伝えられました。
そのうちの1つに合格しました。
仕事は、楽しいです。幸せだと思えることも仕事中にあります。
あのときのカウンセリングは、私のためになりました。
ありがとうございます。
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上記の内容のようにKさんは資格を取得するには至っていませんでしたが
それをきっかけとして、前に進みだし、働きだし、少しずつ正社員への
ステップを踏んでいるとのことでした。
「仕事を紹介して、内定を取らせる。」という点では私はKさんの力には
なれませんでしたが、Kさんが前に進む為のきっかけになれたことは
心の底から嬉しく思います。メールを読んでちょっと泣きそうになりました。
Kさんは資格を目指すことでキャリアを積むチャンスをつかみました。
働く為に資格取得を目指すか?それともまずは働くことを優先するか?は
一人一人の目標によって変わってくると思います。
自分がどのような判断をすれば良いか分からないという方は
いつでもお気軽にご相談下さい。
世の中の働きたくても働けない若者に働ける場を提供する為に
出来る限りの事をこれからも続けていこうと思います。
最後まで読んでいただきありがとう御座いました。
Hiroki
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